ADHDの職業選び 『メーカーの営業』と『商社の営業』
こんにちは、うっかりパパ(@Ukkaripapa_adhd)です(^^ゞ
『メーカーの営業』と『商社の営業』どちらが、ADHDに合っているかという話です。
私は『商社の営業』から『メーカーの営業』に転職しているので、
結論、メーカーをお勧めします。
この記事は、先日の『ADHDは営業が向いていない?』の派生記事です。
転職や就職を考えている人は参考になると思います。
《 この記事を書いている人 》
メーカー・商社 業務を比較
私は、
- 前職 ⇒ 機械工具商社で『9年』
- 現在 ⇒ 金物メーカーで『5年』
勤めています。
そして、私が働いた職場を元に業務の違いについて以下にまとめました。
(※実際は違うという職場もあると思いますが、あくまで参考までに。)
メーカーの営業 | 商社の営業 | |
---|---|---|
商品知識 | 自社製品に関する深い知識 | 取扱商品の幅広い知識 |
事務処理 | 見積・受注・製造指示 | 見積・受注・発注・配達 |
営業活動 | 出張、展示会、プレゼン | 提案、配達、御用聞き |
営業エリア | 担当エリアが広い | 地域密着 ⇒ 訪問頻度が高い |
『商品知識』
取扱商品については大きな差があります。
⇒ つまり『覚えること』が多い!!!
商社は基本「浅く広く」ですが、広すぎます。
浅くとは言え、商品知識だけでなく、業界の事、価格帯などなど、取扱商品ごとに覚える事があります・・・
『事務処理』
「商社はメーカーから商品を仕入れる」ということ
結果、商社は下記のようなタスクが増えてしまいます!
- 見積をする時…メーカーに定価・仕入値・納期を確認する
- 商品に対する問合せ…分からない時はメーカーに確認する
- 受注した時…メーカーに発注する
- 案件によっては価格交渉・納期管理というタスクも発生
(むしろ、メーカーは製造元なので即答しないといけないです。)
『営業活動』
(正直、こんな単純ではないのですが、シンプルな私のイメージです。)
メーカーも「展示会の準備」や「プレゼン資料の作成」などありますが、
商社は、頻繁に顔を出して関係性を保たないといけないので、タスク量は圧倒的に多かったです。
『営業エリア』
商社にもいろいろあると思うのですが、基本的に地域密着の傾向が高いです。
【商社の地域密着の営業エリアの場合】
- 一部メインのお客様へは毎日訪問
- 御用聞き(「何か困っていることないですか?」「消耗品減ってませんか?」など)
- 配達業務
- 上記の1~3をルーティンでこなしながら、提案営業を行う
メーカーと商社の比較結果
商社の仕事内容は覚える範囲が多い上に、業務のタスクがとっても多い!!(゚Д゚;)
⇒ ADHDの人は『商社の営業』よりも『メーカーの営業』の方が向いている
あくまで私の実体験での比較結果です。
メーカーの方が仕事全般が楽だという訳ではありませんが、
少なくともタスク量に関していうとADHDの人はメーカーの方が向いていると感じました。
商社は今後、減る?
ADHDと直接関係ありませんが、
今後、インターネットの普及で商社のような中間業者は間違いなく減るでしょう!
- 機械工具業界
- インテリア業界
- 金物業界
- 化成品業界
- 農業業界
これらは私が直接関わってきた業界ですが、
どんな業界でもインターネット通販がすごく伸びています。
インターネット通販は中間業者を飛ばして、ユーザーが直接商品を購入できるシステムです。
営業も今後、減る?
インターネットとAIの普及で、これから営業がどんどんいらなくなります!
絶対に『0』にはなりませんが、今の古い営業スタイルでは無駄が多すぎます。
【古い営業スタイルの無駄】
- 御用聞き
- 足で稼ぐ
- 定期訪問
- 挨拶に伺う
- 在庫の押し込み
営業経験のある方なら、聞いたことがあるフレーズだと思いますが、
ほぼ無駄です。
化石のような営業方法です。
各業界でこのうような営業活動が行われています。
しかし、それを望んでいるお客さんもまだまだ多いです。
まとめ ~企業研究しよう~
【メーカーと商社の比較結果】
ADHDっぽいと思っている人は、自分の苦手な事を出来るだけ理解して、職業を選んでください。
- マルチタスク
- 記憶力
- 車の運転
この辺りは、商社よりメーカーの方が楽だと思います(*´▽`*)
別にメーカーの営業を推奨しているのではなく、自分のやりたい事なら、『商社の営業』も全然オッケーだと思います。
とにかく企業研究をする事をお奨めします!
商社も営業も減り、これからの時代はどんどん変わっていく
これらかITの波に乗れない企業は、商社だけでなくメーカーも淘汰されます。
私も今の会社はメーカーですがアナログ過ぎるので、ベストだとは全く思いません。
しかし、このITの波はADHDにとっては悪い波ではないと思います。
無駄の多い営業活動(無駄なタスク)が減り、よりクリエイティブな仕事が求められるでしょう!
その中で、好奇心の強いADHDが活躍できる場面もあるのではないかと思います。
なので、自分との適性も踏まえたうえで、
しっかり自分自身もITの知識を持ち、
ITの感度が高い企業を選んで下さい。
これから伸びる業界!
自分が成長できる仕事内容!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!
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